24時間人の命を預かる看護師の業務はハードです。そのため体を休める休日はとても大切です。
ここでは、そんな看護師のシフトや休みの実態について詳しく書いていきたいと思います。
看護師のシフトは、「2交代制」か「3交代制」で組まれています。
2交代制とは、24時間を日勤と夜勤で分割する形態です。単純には一人当たり12時間労働という計算になりますが、実際のところはその時の状況によって、変則的な勤務時間になるようです。
3交代制は、24時間を日勤、準夜勤、深夜勤で3分割する形態です。通常だと朝から夕方までが日勤、夕方から深夜までが準夜勤、深夜から朝までが深夜勤の時間帯になります。
このように看護師は勤務時間が変則的であるため、土日や祝日のような固定された休日はありません。平日が休みになることも珍しくなく、また2日続けて休めることは少ないと言われています。
平均的な看護師の年間休日日数は110日前後です。看護師の職場は4週8休制のところが多く、例えば完全週休2日制の民間企業と比べると、休日日数はやや少なくなります。
もし休みをしっかり確保したいのであれば、病院以外の職場を選ぶことも一つの手です。
休みが取りやすい看護師の職場の例として、企業や学校があります。
職場にもよりますが、基本的にそこの勤務時間に合わせて看護師の働く時間も決まるようです。そのため、土日、祝日や長期休暇中は基本的に看護師も休日になります。
特に家族との時間を重視したいママさん看護師は、こうした病院以外の働き方を考えてみるといいでしょう。