看護師が仕事の条件を考える場合、給料と同時に休日の日数も関心事の一つでしょう。いくら給料が高く設定されていても、休みがほとんど取れないのでは心身ともに疲れてしまいます。
では、具体的にどのような点に着目して判断すれば良いのでしょうか。
看護師の場合、月々の平均的な休みの日数は4週6休から4週8休前後、年間の日数でいえば110日間前後といわれています。
毎月の休日が4週6休の場合は年間で78日間、4週8休であれば104日間。平均的に110日間の休日がある場合は、残りの休日を毎月の休日にプラスしたり、どこかで連休の調整をしたりすることになるでしょう。
それでも、週休2日制でカレンダー通りに休みが取れる会社員と比較すると、休みの日数は少なめになる傾向があります。
休日数を多く取得したいのなら、年間で120日以上の休みが取れる場所を選んだほうが良いでしょう。求人情報でも、休日が充実している点をアピールしている病院は、一般的に年間で120日から130日前後の休日数がある場所です。年間で120日あれば、週2日から3日の休日が保障されます。
病棟で働く看護師は夜勤もあって変則的な勤務になるため、毎月あるいは年間の休み以外にも、有給休暇や夏季休暇、リフレッシュ休暇など連休の有無についても予め確認することが重要です。
特に看護師は、神経を使う職業であるため、十分に自分が休息できる環境でなければ仕事が続きません。自分が働けるペースを考えた上で、無理なく続けられる職場を見つけるようにしましょう。また、こちらの《気になる!看護師の休日事情》というサイトでは、看護師の休日日数や休日の有意義な過ごし方に詳しく言及していたので、ぜひ参考にしてみてください。